扱いにくいUVレジン・・』
今回は実際にわたしが作っているUVレジンを使ったアクセサリーを作る工程をご紹介します。
失敗例もあるのでぜひチェックしてほしいと思います。
色々なパーツを使って自分がデザインしたこの世に一つだけのアクセサリーを制作してみてくださいね!!
Contents
まるでドロップ!・・UVレジンアクセサリーで使うもの
早速UVレジンを使ったアクセサリーパーツを作ってみます。
まず、準備するものは、
- ●シリコンモールド(ここではスクエアです)
- ●UVレジン液
- ●お花(生花をドライフラワーにしたもの)
- ●ピンセット
- ●つまようじ
- ●UVライト
ちなみに、このUVレジンは65g入りで800円前後なのですが、しっかりとこのパーツでこのように作る!というデザインを立てないと必ず無駄にします。
初めの何回かは失敗もしますが、せっかく固めたのに、お花が思うように見えなかったり、想像していた見せ方と違っていたりすると悔しい思いをします。
はじめは失敗しても何度かやっていくうちに ・・もうこれ以上失敗できない!という気持ちになると思いますので、とにかく 扱い方&見せ方をしっかりマスターして頑張ってください!
まるでドロップ!・・レジン液はゆっくりと流し込むことは鉄則!
UVレジン液をついつい一気に流し込みたくなる気短さんは私です”(-“”-)”
どうしてもはじめは、早く仕上がりが見たくて何でもかんでも適当にパーツを入れてみて、出来上がりにショックを受けることが多かったのですが、
もうこれ以上レジン液を無駄にはできないので、心を入れ替えました。
そこで大事なことが気泡なんです。
UVレジン液を扱っているとわかるんですが、凄く気泡が出やすいんですよね。
高価なUVレジン液でも出るっていうから、これはもう、こういう性質なんですね。
気泡は、エンボスヒーターというものでいとも簡単に取れるようなんですが、わざわざそんなの購入しなくても気泡を出にくくする方法を使えばいいんじゃないかと思うんです。
その方法というのが、とにかくUVレジン液を扱うときはゆっくり行う!
これだけです。
UVレジン液を流し込むときはゆっくりと
UVレジン液にお花などのパーツを入れるときはゆっくりと
時折気泡のチェックをしてパーツを入れなおす
↑これを守っていればあまり気泡はできなかったのです。
それでも、小さな気泡ができてしまったときはつまようじでなんとか取り除くか、もう一度固める前にパーツを取り出してやり直しするのもいいかもしれません。
固めてしまってから気泡に後悔することほど悔しいことはありませんからね。
まるでドロップ!・・実際にお花をレジン液に入れていく
今回はドライフラワーをUVレジン液の中に入れていきます。
ピンセットで慎重に行ってください。
慎重に!とは言っても、固めるまでは何度でもやり直せるので入れ方を失敗しても全然大丈夫。
ゆっくり!を気を付ければいいんです。
↑この時に、ドライフラワーとレジン液の隙間に空気が入っていたんです。
これも気泡の原因になってしまうので、一度ドライフラワーを取り出して1個1個レジン液に浸したのを確認してからレジン液を少しずつ足しながら沈めていってくださいね。
気泡というものはいつどこで発生するかわかりません。
これで気泡はないかな?と思っていても完成してから発見することもしばしばあります。
これが頻繁なようならば、やはりエンボスヒーターで一回一回気泡除去しながら制作することをお勧めします。
まるでドロップ!・・いよいよUVライトで固めよう!
やっとここまで来ました。
所要時間は10分くらいです。
全工程を終了するのに15分と掛かりません。
UVライトで固める前が一番ドキドキします。
最後にUVレジン液を足して、裏側が水平になるように(実際には少し”こんもりさせるとよい)
調整します。
UVライト点灯!!
※UVライトは有害なのでここでは未点灯の写真を使ってます。
チッカンチッカンチッカン・・・(^^♪
時計の針を見ること1分・・・
↑大体1分くらいでいつも硬化が完了するのでわたしは1分で取り出しています。
まるでドロップ!・・じゃじゃーん!できました!!
いよいよ、UVライトから取り出して、一応硬化しているかどうか、ピンセットでたたいてチェックします。
よし!OK!
てことでシリコンモールドから”ゆっくりと取り出します。
あまり長いと、↑このようにぷつぷつした突起ができてしまってたので気を付けましょう。
なんでしょうね、UVレジンもあまり長いこと温めるとポコポコいうんでしょうか・・沸騰でもしてるんでしょうか?
となると、沸点はいったい何度なんでしょうかね(^^♪
↑あちゃ~
少し気泡が・・・
気泡ができてました。
これだけゆっくり慎重に作ってもやっぱり気泡ってできるんですね。
UVレジンのメーカーにもよるようですが、気泡は結構な痛手なんです。
せっかくのデザインも気泡があると、質が落ちることになるわけですから。
皆さんも十分注意してくださいね。
その他の作品
↑・・ね?気泡はあってもきれいでしょ?
まとめ
いかがでしたか?
UVレジン液の取り扱いって簡単そうで実は難しい。
でも、自分に好きなデザインで好きなものを入れて固めてっていう工程がたまらなく楽しいんですよね。
せっかく作るんだからしっかりイイものを作りたい!
そんな方のために、UVレジンを扱う注意点や失敗例などをご紹介しました。
ぜひ参考になさってくださいね!