琴平荘の中華そばを食べるまで・・・
今回私が行った大人気のラーメン屋さん、琴平荘(こんぴらそう)をご紹介します。
平日でも40分は待つという大人気のラーメンです。
期間限定の営業となるため1年中行けるわけではなく、かなり価値のある美味しいラーメンなのです。
琴平荘とは?
琴平荘(こんぴらそう)は、山形県鶴岡市にある民宿で、
立地が海に面しているため、夏は民宿となり冬場にラーメン店として営業しているかなり人気の高いお店です。
期間限定での営業なので、ラーメン店として5月末まで営業、そこから10月1日までは民宿として営業します。
●10月1日から5月末=ラーメン店として営業
くくりとしてはラーメンというよりは、丸鶏ベース、魚のだしだけで勝負しているため中華そばになります。
一度食べたら他の中華そばでは物足りないくらい、だしの味がしっかりしていてチャーシューも大きめです。
とにかく一度味わっていただきたい中華そばなのです!!
待ち時間がハンパない!!
琴平荘は元々民宿なので、一般的なラーメン店とは違い、収容人数も百人単位と多く、待ち時間に大広間でテレビを見ながら待機できるので遠方から来たお客様でも苦にならず待つことができます。
ただし!駐車場が収容人数のわりに少なく、ものすごくお客様が多い日は車をどうするかで迷っている方や帰ってしまう方もいらっしゃいました。
それでも、一度待合人数のかかれたチケットをもらってきて数時間後に再度戻ってくるという執念深い人もいるわけです。(それでいいのです!食べる価値があるんですから)
それほどまでに美味しく、価値のあるラーメンなのでしょうがないですね。
さっそく順番が回ってくると・・・
待合の大広間からもっと奥にある大広間がお店になっているので、ちょくちょくあと何人待ちなのかボードを見に行って確認します。
10組を切ったところで私はお店の大広間に移りました。
中華そばの良い香りが漂っており、お腹も鳴ります。(笑)
お店がある大広間にもついたてがあり、待っているお客様がたくさんいました。
畳の大広間なので皆、脚を伸ばしたり横になったりと自由に待てるのです。
中華そばを注文!
私は最高2時間半こちらで待ちました。
でも、外に散歩に出たり大広間でスマホをいじったりしながらの待ちなのでそこまで苦ではなかったんです。
ただひとつ苦痛なのはお腹が空いてから1時間以上待つことでしょうか・・・
これは皆さんも同じだと思われます。
さっそく注文しましたが、中華そばにはあっさりとこってりがあります。
私は、あっさりだと物足りないので毎回こってりにしています。
丸鶏ベースで、ほどよく脂ののったトビウオだしのスープと大きめのチャーシュー、太ちぢれ麺、歯ごたえ抜群で味も美味しいメンマ、のりとねぎ!!
店主は、夏から秋にかけて仕込みに専念しているとのことで、トビウオ煮干しは自家製とのこと。
トビウオを自ら仕入れ下ごしらえも、天日干しも、焼きも、すべて自身で行っているのだそうです。
あの味を出せる中華そばやさんは、何件まわっても巡り合えません。
あの店主だからできるわざなんです。
まとめ
いかがでしたか?
山形県鶴岡市にある民宿、琴平荘。そこで期間限定で出している中華そばは、全国から口コミを観て訪れる人が絶えない大人気の中華そばなんです。
一般的なラーメン屋さんと一味違う所は元々民宿として営業している場所を期間限定でラーメン店として使っているところ。
もちろんメニューもシンプルで、餃子やチャーハンはありません。
それでもとにかく人気が高いんです。
一度味わったらわかる、あの美味しさ!唯一無二の味と言えます。
民宿が閉館している時期に、自ら仕入れと仕込みを原材料から行ってあんなに良い味を出せる店主は素晴らしいとしか言いようがありません。
ぜひ一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。