強烈すぎる!』
インターステラーを観ての素人目線の感想

※この記事は映画「インターステラー」のネタバレを含んでいます。ご注意ください!!
私が「インターステラー」を観たきっかけは普通にSF映画を探していて見つけたからでした。
今回この内容を書いた理由は、2019年春にブラックホールの実際の写真が発見されたことにあります。
あの写真を見て、そういえば「インターステラー」ってブラックホールに吸い込まれてその後、帰還したらものすごく歳をとっていたという話だったと思いだしました。
(注意!!↑ストーリーとしてはこの内容だけでは語れません。色々なことがあってのブラックホールがらみの話だということになります。)
そこで再度観てみたわけですが、どうやらこの映画はアインシュタインの一般相対性理論に基づいて作られた映画なんだそうです。
例えば、「動いているものは長さが縮んで見える」ことや、「スピードが上がると体重が重くなる」こと、「重力の強い所へ行くと時間の進み方が非常に遅くなる」などです。
↑私は何もわからないので、なんで重力が強いことと時間の進み方が関係しているのかまったくピンときません。
「インターステラー」のなにが凄いのか?
2019年春にブラックホールの実際の写真が公表されて、現実にブラックホールはあるということが本当の意味でわかりましたよね?
それを踏まえて「インターステラー」をしっかり観てみたのです。
そこで感じたブラックホールの凄さを観ていきましょう。
- ブラックホールはおそろしい
- ●うちらがいる地球は銀河系の中にありますが、その中心に巨大なブラックホールがあると考えられているらしいです。渦巻き模様なのはブラックホールに飲み込まれていくってことだったんですね。
- ブラックホールの重力がすごい
- ●ブラックホールって球体なんですね。てっきり、平面に穴が開いているかとばかり思っていました。あまりに質量が大きく重力が強いので周囲の時空が曲がり光さえ脱出できない領域なのだそうです。
- 時間さえ止めてしまうブラックホール
- ●ブラックホールの表面にいる人は、光速度でブラックホールに飲み込まれるのだそうです。しかし、遠く離れたところからみると、ブラックホールに飲み込まれるははずのひとが、時間が凍っているためにいつまでも落ちないように見えるんだそうです。
↑こういうことって本当だったんですね。
「インターステラー」ストーリーの部分での感想
※完全にネタバレを含んでいます。
この映画はブラックホールを通り抜けて別の銀河に人類の新天地を求めるプロジェクトにあるんです。
その過程で、父と娘の絆や仲間との絆、乗組員の裏切りなど様々な人間模様が描かれています。
SF映画が好きな私にとって1回目は、とにかくブラックホールや宇宙空間での出来事、宇宙船の内部などの画が楽しくて魅了されました。
でも、2回目見た時にはストーリーをより理解しながら観てみました。
主人公である父が宇宙空間と地球にいる娘たちとの交信で時間の経過の差により想像以上に成長した姿を見て涙する場面・・・
これはかなりもらい泣きしてしまいます。
相対性理論による時間経過の差によってこんなにも、地球との間に時差が生じてしまうんだ・・・
ブラックホールに近づくということはこういうことなんだ。
そりゃあ幼い娘 息子を持つ親だったら行くのをためらうわけですね。
次に、5次元の世界に入ってしまった主人公の父親が、幼き娘に地球を救うヒント(ブラックホールの中心にいかないと得られないデータ)を伝えようとしている場面では親子の高次元での絆が描かれていました。
最終的にモールス信号で娘にデータを解読させるのですが、それまでのやり取りや頭脳明晰の娘が信号が父からのものだ!父が信号を送ってきている!と、気づくまでの過程などは特に見入ってしまいました。
そしてもうひとつ、感想を言いたい場面があります。
クライマックスのところなのですが、娘と再会できた主人公の父がその娘に諭される場面です。
その時の娘の見た目はとっくに父親を超え年老いていました。当たり前ですね。
娘が父からモールス信号で送られてきたデータを見事に解読して、地球から人類を救い出します。
土星の軌道上に建造された巨大なスペースコロニーというものです。
おお!さすが娘!と思いました。
年老いた娘が諭したこと、それは、とある星に取り残してきた乗組員を捜索しに行くよう言ったことです。
そして、とある星に取り残してきた乗組員を助けるために再度その主人公の父親は宇宙に旅立つところで映画は終わりです。
↑なんだか、解決したんだか何なのかよくわかりませんでしたが、私レベルの人間だと、
ひとまず地球脱出により人類が生き残れたことと、娘が亡くなる前に帰還して再開できたところでよかったと思っています。
まとめ
いかがでしたか?
まずブラックホールって想像を絶するほどに恐ろしいんですね。
例えば、太陽を巨大な力で圧縮し、半径3キロメートルよりも小さくするとそこにブラックホールができるのだそうです。
どういうことか想像しただけでため息がでます。
そして、インターステラーのストーリーも、
終わりはさておきですが、面白かったです。ここには書ききれないのですが、まだまだみどころはありますので気になった方はぜひ観てみてくださいね!きっと宇宙科学に興味深々になるはずです。