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『初めての胚移植お薬の量も多いんだな・・』
38歳の時稽留流産
タイミング法半年×
人工授精5回×
40歳 体外受精治療開始
採卵1回
胚移植これから始めます。
Contents
今日から胚移植周期ですぞ
前のクリニックでは月経周期に合わせて、生理3日目からエストラーナテープ0.72mg(女性ホルモンを経皮的に補う)を1日おきに張り替えます。
しかし、新しいクリニックでは、月経周期はあまり関係なく治療が進められていきました。
最終月経が2019.11.26.日でしたが、その14日後である
12.9より10日間マーベロン(黄体ホルモン様 卵胞ホルモン様物質の合剤)という排卵を抑制する薬を服用して卵巣をお休みさせるんだそうです。
そして、12.23よりエストラーナテープ0.72mgを1日おきに張り替えます。
2020.1.4までです。
なんとなくですがマーベロンを服用しだして、軽く気持ち悪いかな?という日がありました。
ところで今回移植する受精卵ですが、採れた卵子15個のうち、2つが胚盤胞になってくれたのでより良いものを移植できるということになります。
なぜかというと。
一般的に、初期胚よりは桑実胚、桑実胚よりも胚盤胞というように、受精卵の成長が進んでいる状態で移植するほど、胚移植1回あたりの着床率(妊娠率)は高くなります
無事、胚盤胞になってくれてありがとう。
子宮内膜チェックを2~3回行いました
私の場合、年齢は40歳。
胚移植できるような内膜の厚みは最低でも8.0ミリは必要なんだそうです。
本当なら10ミリあれば格段に妊娠率は上がるそうです。
初回の内膜チェックでは、私の内膜は7.5ミリしかありませんでした。
そこで院長先生が、もう少しお薬を足して様子を見ましょう!とおっしゃったのであと数日ですが、移植日が伸びてしまいました。
しっかり着床してくれることを願って数日待ちました。
あ、そういえば移植の前にもう一つ、seet法というものを行うんです。
SEET法ってなに?
内膜チェックをクリアし、次に行う治療がSEET法なんです。
その後、胚移植となります。
SEET法では、まず受精卵を体外で5日間培養し、胚盤胞の状態まで育てます。胚盤胞にまで育ったら、この受精卵を一旦凍結保存します。この時に、この受精卵を培養するのに用いた受精卵から放出された物質(受精卵からのエキス)を含んだ培養液も別に凍結しておきます。これで治療準備完了です。移植を行う周期に、まずあらかじめ凍結しておいた胚培養液を解凍して子宮の中に注入します。この培養液に含まれている受精卵からの物質により子宮は刺激を受け、胚を受け入れやすい(着床しやすい)状態になるよう準備を開始します。そして胚培養液を注入した 2~3日後に胚盤胞を1個移植するのです。
引用 ms-settings:defaultapps
SEET法をすることによって妊娠率が上がるようなので治療を始めるまで全く知らなかったSEET法を実施できてよかったです。
感覚としては、人工授精の時のような感じで、器具を子宮に入れてからチューブで培養液を送り込む形みたいです。
痛みは特になかったですよ。
いよいよ胚移植の日だぞ
SEET法を終えてから数日あけて胚移植となりました。
当日は、食事などの制限はなくいつも通りの生活でよかったので安心してクリニックへと向かいました。
初めに先生の説明を受けて別室のリカバリールームでスカートの術着に着替えました。
その後、しばらく待って採卵室に呼ばれ胚移植開始となりました。
最初に培養士さんに名前と生年月日を確認されその後院長先生がやってきて開始となります。
モニターに映し出された自分の受精卵。
顕微鏡でかなりの倍率で拡大されているであろう卵をこの目で確認できました。
移植中もモニターに子宮の様子が映っており、チューブが今何センチ入っているのかを培養士さんと先生がゆっくりと確認しながら慎重に注入。
SEET法も痛みという痛みは私はなかったです。
しかし、緊張はしました。
だって、これでうまくいけばいま見た受精卵が人間となって生まれてくるわけですからね。